キャラクター=主人公の作り方 「おみこし理論」(大石賢一「マンガ原作の書き方」)
キャラクター=主人公の作り方
- 作者: 大石賢一
- 出版社/メーカー: 彩流社
- 発売日: 2009/04/23
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「おみこし理論」(大石賢一「マンガ原作の書き方77の法則」)
サブのキャラクターを複数つくったりすることがあるが、あくまでも主人公のキャラクタ−をもり立てるための、ワキ役なのである。
読者が、誰が主人公が分からなくなるのはよくない。
星飛雄馬を際だたせるために、花形や左門といった強烈なライバルを持ってきて戦わせる。「巨人の星」の場合。とうとう父ちゃんまでをライバルに仕立ててしまった。これらのライバルに打ち勝っていくことによって、飛雄馬というキャラクターを際だてていった。
ギリシア神話の英雄=ヒーローの3条件というのがあって、
1. 主人公はスーパーであれ。抜きんでた力をもっていること。
2. 実際に実績を上げていること。
3. 他の人にためになる何かを与えられること。
この条件にさらに、
4. 読者がつい応援したくなるような。弱み、親しみを持っていること。
という要素を付け加えればいいと思う。