キャラクターは、なぜ目的が必要なのか?
これも当たり前のことですが、主人公はなぜ目的をもつのか?
主人公は、何かが足りないから、それを求める。
これは、物語を作る側が考えておかなければならないこと。
なるほど。
「主人公には『何かが欠けている』から、
それを『回復しよう』という」とする。
- 作者: 大塚英志
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2003/02/20
- メディア: 新書
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それでは、現代の主人公たちには、何が足らないないんだろうか?
読者は、何が足りないんだろうか?
●お金がたりない
いえが貧乏だから、金持ちになって見返したい。強盗する。
●仕事が足りない
派遣切り、就職難、
●父性、母性が足りなくて
ファザコン
●正義が足りない。
何が正義かよく分からない。
●現実を忘れさせてくれる。
●笑いが足りない。
●友情が足りない。
ものすごいイジメにあった生い立ち。
●愛情が足りない。
孤児院育ち。
●自己実現。本当の自分が足りない。
●命が足りない。余命が3ヶ月。
●才能が足りない。
●勝利が足りない。
●打ち込める何かが、足りない。
●彼女が、欲しい。愛情が足りない。
●社会的つながりが足りない。
●政治的指導者が足りない。だから世の中が悪いのだ。
●癒やしが足りない。
●おいしいラーメン屋が足りない。
●お客が足りない。