キャラクター=主人公の作り方 「○○なのに××」理論

キャラクターを作る時に、考えやすいのが
「○○なのに××」法。


マンガ原作の書き方 入門からプロまで77の法則

マンガ原作の書き方 入門からプロまで77の法則

意外性でキャラを立てる
大石賢一「マンガ原作の書き方77の法則」)


主人公は、他にはないスーパーな技術や才能を持っているけど、
「人間離れした、舌」
「小さい時に、鍛えられた嗅覚」

それだけじゃ、読者に愛されない。
スパーな主人公を作るだけではなぜかつまらない。

どこかに、普通の人が持っているような弱点。
あるいは普通以上の弱みを持っていたり、
コンプレックスを持たせる。
「自信がない」「女に弱い」「びびり、あがり症」「貧乏」

「自信はないけど、認められたい」
「実力は無いけど、活躍したい」
「ゴリラのように体はでかいが、子犬がこわい」

この落差、ギャップ、違和感、意外性を
組み合わせること
で強烈なキャラクターを考える手がかりになる。

これは、ストーリー展開でも同じで
こういう場面ならどうするか?
意外性のある行動を取らせることで
ぐっとキャラが立ってくる。