『謎解きはディナーのあとで』東川篤哉(小学館)はマンガのキャラ立ての手法だ。
本屋大賞を受賞した
『謎解きはディナーのあとで』東川篤哉(小学館)が
100万部を突破したそうである。
なぜ?
キャラクターの良さだと思う。
キャラクターがストーリーを引っ張った結果でなないか。
東川氏は意識しているかどうかわからないが、
これまでの作品とあきらかにキャラクターの立て方を
先に考えたからではないだろうか。
とすると、やはりマンガの手法も小説(エンターテインメント)にもおおいに通用すると確信できる。
ストーリーからいくと東川氏の作品だと『交換殺人には向かない夜』とかもかなり面白い。しかし、こちらの作品が売れている。この中に登場するさくらもなかなかだ。
一見深キョンのTVドラマ「富豪刑事」に近いともいえるが、面白ければいい。
さて、このキャラクターの良さを意識して書いたかどうかは、
続編を書くかどうかをみれば分かるだろう。
私だったら、絶対シリーズ化する。